日韓の間で論議されている任那はいったいどんな国だったんでしょう…。ツアーが進むにつれて一つずつ解ける疑問…歴史専門家が聞かせてくれる神秘な物語とあちこちの遺跡が回りの風景と重なって皆様を感動させます!!

１日目のツアー、現代とかけ離れた昔の古い感じ…　昔の姿がそのまま保存されていて遺跡がたくさん残っている千年の古都である慶州(キョンジュ)に移動いたします。2日目には慶州で伽耶(ガヤ)を統一した新羅(シンラ)の遺跡を探訪、３日目に昔伽耶(ガヤ)だった金海(キムヘ)を探訪しながら、今まで皆様が疑問を持っていた任那を紹介いたします。

旅行前に知っておきたい情報 

 第1日目/第2日目の訪問する慶州について...

慶州(キョンジュ)市は、大韓民国慶尚北道の歴史文化都市。東は日本海に面し、西は永川市と清道郡、南は蔚山広域市、北は浦項市に接します。面積1,323,87平方キロ、人口281,662人（2003年）。

新羅王国の都・金城（クムソン）の地である。石窟庵と仏国寺が1995年に世界遺産登録されました。2000年には南山ベルト・月城ベルト・大陵園（古墳公園）に含まれる膨大な遺跡と皇芬寺などが世界遺産に登録された。

韓国（朝鮮半島）の古都という点では日本の京都や奈良に相当し、韓国国内はもちろん、世界各地からたくさんの観光客が訪れる。現代的な建造物が遺構の周辺にないという点で、ある意味で当時のまま街並みが残っている都市であるといえます。

また、市街地東方にある普門湖（ポムンホ）地域では、新しい観光拠点としての開発が行われており、特級ホテルが立ち並ぶ。慶州市は全体に桜の木が多い。毎年春に、慶州さくらマラソンという大会が開催され、日本からの参加者もあります。

 第3日目, 本格的なツアー伽耶について...

伽耶（かや）または伽耶諸国（かやしょこく）は、3世紀から6世紀中頃にかけて朝鮮半島の中南部において、洛東江流域を中心として散在していた小国家群を指します。新羅においては伽耶・加耶という表記が用いられ、中国・日本においては加羅又は任那とも表記されました。 

4世紀初めに中国の郡県支配が弱まると馬韓と辰韓は自立して百済と新羅を形成したが、その間にある弁韓の諸国は国家形成が遅れました。これは『広開土王碑』や『宋書』から倭国（ヤマト王権）の圧迫を受けたためと考えられています。『日本書紀』ではこれを任那とし、倭に従属した政治的統合体で、倭の出先機関（任那日本府）の存立を記述しています。

韓国の学者を中心に『日本書紀』の描く任那日本府像をそのまま史実として捉える事はできないと否定する意見もあり、日本の学者の中からも「任那日本府」の名称は『百済本紀』の編纂者がヤマト王権に迎合するために用いたものであり、伽耶諸国と任那日本府とを同一視することは誤りとする説も出されています。また、任那とは伽耶諸国の任那加羅（金官加羅・駕洛国）の勢力範囲を指し、高句麗・新羅に対抗するために百済・倭国と結び、倭国によって軍事を主とする外交機関（後に「任那日本府」と呼ばれた）が設置されていたとする説もあります。

第二次世界大戦以前の日本における伽耶諸国の研究については、『日本書紀』に現れる任那日本府を倭国（ヤマト王権）が朝鮮半島南部を支配するための出先機関であるとする前提に立つものでありました。任那日本府の解釈に沿って日本府を合理的に説明しようとする姿勢から抜け切ることができなかったです。そのような解釈は明治期の那珂通世、菅政友らの研究から見られ、津田左右吉を経て戦後に末松保和『任那興亡史』において大成されました。その反動として戦後の研究では、日本の出先機関が存在したことを否定しようとする姿勢が強く、現代的政治的欲求からみた解釈に左右されることが多かったです。

1970年代以降には洛東江流域の旧伽耶地域の発掘調査が飛躍的に進み、文献史料の少ない伽耶史を研究するための材料が豊富になってくるとともに、過去の政治的欲求に基づく解釈から解放された議論が盛んとなった。この時期の日本での代表的論考は井上秀雄『任那日本府と倭』である。

1990年代になると伽耶研究の対象が従来の金官伽耶・任那加羅（いずれも金海地区）の倭との関係だけではなく、田中俊明の提唱になる大伽耶連盟の概念でもって、高霊地域の大伽耶を中心とする伽耶そのものの歴史研究に移行していました。また1990年代後半からは、主に考古学的側面から、卓淳（昌原）・安羅（咸安）などの諸地域への研究が推進される一方で、前方後円墳の発見を踏まえて一部地域への倭人の集住を認める論考が出されており、引き続き考古学的調査による解明が待たれています。

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金海(キムヘ)空港に到着後、専用車に乗って慶州(キョンジュ)へ! 慶州に向かう途中に立ち寄るのは通度寺～☆唐から持って来た釈迦の舎利と袈裟を奉安しているので佛寶寺と呼ばれている通度寺は、新羅(シンラ)の善徳女王在位中の 646年に慈藏律師が創建したと伝えられています。金剛戒壇というところに本物の仏様の眞身舍利が安置されているので、大雄殿に仏様の模型である仏像を作らなかったと言てわれいます!!
 

神秘的な遺跡がたくさんある慶州(キョンジュ)に着いたら、夕食でカルビを食べますー!!カルビを食べる時にキムチも焼いて一緒に食べると美味しさ2倍!! 翌日からは、本格的に慶州市内を観光します!

ツアーの２日目がスタート！ 慶州(キョンジュ)は遺跡がとても多くて本当に珍しい場所です。 立っているところから360度見回して見えるすべての物が全部遺跡です！こちらはSEDO旅行社の超オススメな場所の仏国寺!!! 528年に建築されたとは思えないですよね! 仏国寺は秋に一番美しい風景が見られますので是非一度は秋も訪れて見てください!!(^O^)/
 

次の探訪地であるこちらもSEDOの超オススメである石窟岩★石窟岩は新羅(シンラ)人の微笑み、仏教の淨土を再現した韓国仏教芸術の頂点です。また石窟岩は計算されて造られたものです。なかは神秘そのままです。ガイドさんに石窟岩の不思議について質問して見ましょう!ただし、残念ながら内部の写真撮影は禁止です。

次は、1992年イギリスのチャールズ皇太子が訪ねた場所としても有名な良洞町です。韓国では6箇所の国家指定伝統町がありますが、町の歴史と規模及び保存の状態、文化財の数と伝統性そしてすぐれた建築様式の民家、美しい自然環境ときれさが良洞町を一番優れた価値があると評価されています。
 

昼食にはパリパリとした音が面白い石焼ビビンバ☆　熱いから注意してくださいね～

ここは国立慶州博物館!! 慶州の遺跡の発掘・保全・研究と文化財の広報及び社会教育活動をしています。館内には各種 11個の国宝と派手な新羅(シンラ)の遺物が展示されています。 5～6世紀の細工技術とは信じられないくらい精巧な遺物がたくさんあり、注意深く見ているとその細やかさに感嘆です!! 特に屋外にある(2番目写真)聖徳大王神鍾（エミレの鐘）の伝説を調べてみるのも、慶州(キョンジュ)旅行に楽しいエッセンスを加えてくれるでしょう☆彡

こちらはギネスブックに載っていて、現存する天文台の中では世界最古として知られている東洋最古の天文施設である瞻星台です!! 築造された石の数が 1年の日数を象徴すると言われていますが、まだ瞻星台の機能については正確に明かされてはいないのです。 果して、天文を観測した所だったのでしょうか… 事実なら本当に驚くべきことです!!.
 

新羅(シンラ)の金(キム)氏王朝の始祖であるキム・アルジが生まれた鶏林。 キム・アルジは正使ではなく伝説で伝わる新羅金氏王朝の始祖です。 成長しながら賢くて知略が多くて閼智と呼ばれ、金びつから出たので姓を金といったと伝わっています。正式の歴史では実存人物として把握されておらず、三国有史や三国史記には説話に出てきます。
 

つづいて、新羅(シンラ)統一期に造営した臨海殿址に向います。 臨海殿址は新羅文武王の時に慶州(キョンジュ)に造成された人工池で、池底で新羅王族と貴族たちが使用した数々の日常生活品や仏教美術品が発見されたことから、新羅時代の文化が詳しく解明されることになりました。
 

新羅(シンラ)の第一級のお寺であり、国家的お寺でもあった皇竜寺址の敷地です。 新しい宮殿を建てようとしていたところ黄竜が現われたので、神宮建築の計画を変更して黄竜寺を建てたと伝えられています。黄竜寺はモンゴルの侵入で崩壊したが発掘を通じて当時、雄大であったお寺の規模を想像することができます。40,000点余りの出土品は新羅時代の研究の貴重な資料になりました。
 

またこちらには、新羅(シンラ)を中心に三国を統一しようとする、その時代の切実な願いが表現された皇龍寺九層木塔があった所で、出土品を通して修復を試みた結果その規模と美しさが群を抜き、この木の塔一つを見ても新羅文化の偉大さを現していると評価されています。
 

エジプトのピラミッドを連想させる芬皇寺です! 芬皇寺は、仏教が多いに栄えた新羅の全盛期を共にした寺として新羅(シンラ)の高僧 元曉大師・慈藏律師が尋ねた所です。こちらにある芬皇寺石塔は現在は 3階建てになっているが元々の規模は正確に分かっていない。1915年朝鮮総督府が修理する時 2階と 3階の間にあった舍利箱を取り出した、箱の中からは各種玉類、鋏、銀針、崇寧通寶、常平五銖 など高麗時代の中国鋳貨が発見されました。
 

皇龍寺址と芬皇寺を訪れた後は、古墳が密集した地域を公園化させた古墳公園です～。こちらは慶州(キョンジュ)市内の南側に位置している古墳が密集した地域を公園化させた古墳公園です～ 慶州には市内のあちこちに古墳がありますが、特にこの古墳公園を中心に一番多く密集しています。その中には名前が分からない王族の墓から、有名な味鄒王陵、天馬塚などもあります。 天馬塚に関しては出土された遺物も多く、古墳の築造方法が分かる見本と言えます!!
 

こちらは鮑石亭址です! 鮑石亭は新羅(シンラ)の別宮があったところで、自然環境を最大限に活用し、周りの美しい景観に人工的な技術を加味して成したバランスの美しさはの宮苑技術の独特の趣を見せてくれていると評価されています。一方では、新羅の繁栄を象徴すると同時に新羅の終末も象徴しています。水路のように見える所に杯を浮かべ、杯が再び戻って来るまでに詩をつくる賭けをしたと言われています。本当に杯が回って来るのでしょうかね…？
 

夕食は魚介の鍋ﾃﾞ━━━(｡ゝω・´)b━━━ｽ!!　新鮮な海の幸♥身がプリプリでとって
も美味しいですよ
 

翌日朝食後、昔の伽耶地域だった金海(キムヘ)に移動します。金海では首露王妃陵、国立金海博物館、首露王陵、大城洞古墳博物館、鳳凰洞遺跡、招仙臺磨崖仏などを訪ねながら伽耶時代の生活と文化を調べていきます。金海地域全体が伽耶地域だったので金海四方が伽耶の遺物遺跡で囲まれています。本コース以外にも時間に余裕があったらそれぞれに訪ねてみることをオススメします!.
 

ツアー3日目、金海地域を訪ねる際に立ち寄る特別なコースがあります。大韓民国の１６代大統領であるノムヒョン前大統領の生家と退任後に留まった峰下村です。退任後、前職の大統領としては初めて故郷に帰った人物で、逝去後の今でも多くの国民たちから愛されている人物です。

故ノムヒョン前大統領の生家と退任後に留まったボンハ村です。
 

次は、いよいよ伽耶(かや)地域へ♡￫ܫ￩♡こちらは首露王妃陵です！金首露王は書記４２年に生まれて伽耶を建国し、インドのアユタ国の姫「許黃玉」と結婚しました。これは韓国歴史上初の国際結婚!!!下の石は婆裟石塔と言って許黃玉姫がインドから来る時風浪を寝かせるために持って来たと言われています。なぜ、遠く離れたインドの姫と結婚することになったでしょうか? ガイドさんから詳しい説明を聞いてみてください～

つづいて訪ねるのは、こちら国立金海博物館です。伽耶発展時期の遺物から後期の遺物及び対外交流を見せてくれる遺物や伽揶人たちの生活遺物など金海地域で出土された伽耶の遺物がすべて集められています。特に伽揶の土器は日本のスエキ土器に影響を与えたと言われています。

こちらが 首露王陵...　慶州(キョンジュ)での雰囲気とは少し違いますね!

こちらは大城洞古墳博物館!博物館の前には長さ約300m、高さ20m程の丘陵地帯の古墳群があります。丘陵頂上部には 4～5世紀の墓が密集していて、三韓時代の狗邪国(狗邪韓国)段階で金官伽耶時期までの墓が発見されており、韓国の古代墓の形式の変化過程を表しています。尚、中国製の鏡や土器類で日韓中の文化交流状況を明らかにしていて、重要な資料として評価されています。

韓国南部地方の 1～4世紀頃の生活の様子を見ることができる鳳凰洞遺跡地は、貝殻と生活ごみが一緒に捨てられてできた貝塚で、出土された遺物は土器、骨、石器、紡錘車、炭火米、中国貨幤である貨泉、動物の骨などがあります。
 

次は招仙台磨崖仏です。駕洛国の2代王である居登王が"チョウルジョウムサン"の仙人を招待して琴と囲碁でお互いに楽しんだと言う伝説がある招仙臺の岩壁に、浅い線で刻まれた仏像で、一名居登王の肖像画と伝わっています。しかし、頭が身体に比べて大きく、表現が単純な手法からみると高麗時代の阿弥陀磨崖仏と推定されます。大きさは高さ5.1m肩幅2.5mあり、金海地方で一番大きい仏像として数えられています。

古代日本の遺物と同じ遺物が発見される神秘的な場所、金海。伽耶(かや)の遺物、遺跡を見ながら皆様はどう感じましたか？伽耶のものはなぜ日本のモノと同じ模様をしているでしょう。専門家の解説と伽耶を探訪しながらだいたいの疑問が解けたと思います。
 

金海(キムヘ)地域をまわった後は、昼食にサムバブを!! サムバブの妙味はやはり漬け物といろんなモノを葉野菜にのせてたべます(｡･ω･｡)ﾉ♡　カップルはお互いに食べさせあうのも面白い～♥
 

金海(キムヘ)市の伽耶(かや)ツアー後に訪ねる場所は、ブサン!!ここは釜山国際市場であるアリランタウン!!釜山(プサン)で買い物と言ったらやっぱりココ!!韓国ノリ、キムチ、人参、塩辛などがところ狭しと売っていますよー♪得に日本と中国の観光客に人気！
 

国際市場にはＢ級グルメもたくさんあります!!安くて美味しくて量もいっぱーい!!その中で一番人気あるのは種ホットク♥他ではなかなかない珍しい食べ物だから是非食べてみてくださいね!!表面はパリパリで中は甘くてこうばしいよ～♥♥
 

そして釜山(プサン)最大規模の魚市場である「チャガルチ市場」では、価格の交渉をする商人とお客などの元気な韓国の姿が見られます!! チャガルチ市場!!ここでは好きな海産物を直接選んですぐ食べられますよ～あまり辛くなく少し甘くて酸っぱいチョジャンを海産物と一緒に食べると美味しいんです～♥
 

自分の好みの海産物を選んで美味しく食べます～いつどこで食べられます。刺身は美味しいですよね(*^.^*)
夕飯をしっかり食べてホテルへ。時間が残っていたらホテルに行く前に、オプションツアーコースで釜山の夜景が見られる釜山タワーに登るのもおススメです！
 

釜山(プサン)の町並みが一望できる！龍頭山公園にある釜山タワーです～♥　釜山タワーから眺める釜山市内の姿はとってもきれい!! (☆｡☆)ツアーのしめくくりとしても最高です！