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チルォルチルソッ(7月七夕)

 


日本の七夕のように、実は韓国にも

七夕(チルソッ、陰暦7月7日。陽暦8月25日)があります。

この日は東の空にあるキョヌビョル(牽牛星、Altair)と

ジッニョビョル(織女星、Wega)が

オジャッキョ(烏鵲橋、数万羽のカラス、かささぎが連なって作った橋)

で1年に1度だけ会える、という美しい伝説のある日。

中国では古くからある風習で、韓国、日本はもちろん、
アジア一帯でも広く伝えられています。しかし、その意味と説話、風習は少しずつ違うそうです。

どの様に違うかって?

例えば日本ではその日、雨が少しでも降ると織姫(織女)と彦星(牽牛)は

会う事ができなくなるので、雨が降りませんように!って願いますが、

韓国ではその日、牽牛と織女が1年ぶりに会ってうれし涙を流すため、

絶対に雨が降ると信じられてます。

その日の晩に雨が降れば、それは牽牛と織女が流すうれし涙、

2日間、夜に雨が続けば別れを惜しむ涙だと言われています。

なんてロマンチック!!


七夕の代表的な風習には何があるかな?

その日、韓国では伝統的に各家庭で

ミルジョンビョン(小麦粉で作ったせんべい)と

ヘッグヮイル(季節の果物)を供え、

女性らはチャントッテ(醤油がめやみそがめを置く高台)の上に

水(井戸水)を供え、家族の長寿と家庭の平安を祈願します。

また、少女らは牽牛星と織女星を見上げながら、

針仕事が上手くなるよう願います。

チャントッテの上に水(井戸水)を供えたあと、灰を平らに盆にのせて、

翌日そこに何か通り過ぎた跡があれば、

霊感があって針仕事が上手くなると信じられています。

また少年らは学問に秀でるため夜空に星を描いて祈ります。

また、梅雨が過ぎたあとの湿気で、衣類や書籍類に

虫がついたり変質することを防ぐため、七夕の日の強い夏の日差しにあて、

家ごとに井戸水を汲み取ってきれいにした後、

蒸し餅を作り井戸の上に置いたりして七夕の日を過ごしました。

最後に、七夕に食べる特別な料理ってなんだろう?

七夕の日の料理にはミルクッス(小麦粉で作った麺、うどん)と

ミルジョンビョン(小麦粉で作ったせんべい)があります。

この日をさかいに冷たい風が吹き始めると小麦粉料理の季節は終わり。

この日が最後にいただく小麦粉料理となります。

また、鯉を材料としたインオフェ(鯉のさしみ)、インオグイ(鯉の焼き魚)、

そしてオイキムチ(きゅうりのキムチ)などを食べ、

桃やスイカで作ったクァイルファチェ(いろんな果物を入れて混ぜた飲み物)

をいただきます。

 

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