非武装地帯

ソウル 閲覧数 3142 推薦数 0 2014.10.10 17:39:39

非武装地帯

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韓半島を南北に分ける非武装地帯(demilitarized zone)。DMZは世界で唯一の分断国家の象徴となりました。DMZは1953年の停戦協定に基づき、西海岸の臨津江河口から東海岸の江原道・高城に至る休戦ラインを設定し、休戦ラインを中心に南北にそれぞれ2キロメートルを指定し、軍隊の駐屯や武器の配置を禁止した区域をいいます。DMZは50年余りの間立入統制区域であったため、自然生態がよく保存されています。

よって、人々はここを訪れ戦争の悲劇を思い、ここに集い平和を語ります。DMZは韓国戦争当時最も熾烈な激戦地であり、半世紀の間外部と断絶されたまま戦争で負った傷を癒してきました。長い時を経て足を踏み入れたその土地はどこよりも青々と茂っていました。山岳地帯から海岸に至るまで、生態系はさまざまな生物たちの生息地となりました。

PLZ(Peace and Life Zone)は、DMZ(非武装地帯)と民間人統制区域(Civilian Controlled Line)、境界地域を含む地域のことで、「手付かずの自然環境と韓半島の平和定着のための平和地帯としての概念を再定立するための平和と生命の空間」を意味します。京畿道の漣川郡、坡州市、金浦市、仁川広域市の甕津郡、江華郡、江原道の鉄原郡、華川郡、楊口郡、麟蹄郡、高城郡がここに含まれます。

この地域は分断の象徴から平和祈願の象徴へと、戦争の廃きょから生命の楽園へと変化しています。北方の地と東西に長く相接するコースが半世紀ぶりにPLZ(DMZ)横断コースという名で開通しました。誰も行けなかったコースが、思い立ったらすぐ行けるコースとなったのです。545キロメートルの横断コース。過去の辛い歴史から誰でも歩いたり走ったりできる平和と生命のコースとなり人々を迎えてくれます。

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一目で見る PLZ(DMZ) Tour Course  
 
 
① 第1区間:高城 ~ 麟蹄 100km 東海から青い峰へと続くコース

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韓国の東北端にある高城と雪嶽山のある麟蹄にまたがるコース。高城は昔からPLZ(DMZ)の重要な観光地でした。そして、麟蹄は韓国を訪問した外国人が最も印象深い観光地の一つに挙げる美しい雪嶽山の一部がある地域です。
高城から麟蹄に続くこのコースでは、海から山に続く美しい風景が見られます。北韓を最も近くから見られる統一展望台からスタートするこのコースは、PLZ(DMZ)横断コースのスタート地点にうってつけの場所といえます。展望台から花津浦に続く道は、韓国で最も美しい海岸道路と言っても過言ではありません。海を通り過ぎると雪嶽山が私たちを迎えてくれます。韓国人の尊敬する詩人の一人「ハン・ヨンウン」が泊まったことを記念するために建てられた万海村では、東洋思想の平和な沈黙が体験できます。
 
 高城・統一展望台 → DMZ博物館 → 花津浦 → 陳富嶺 → 香炉峰 → 万海村 → 平和生命の丘

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①統一展望台 Unification Observatory 
南韓で最も北にある展望台で、毎年100万人を越える人々がここを訪れます。2階の展望台にある望遠鏡からは北韓が見られますが、天候がよければ肉眼で北韓の人々の動きも見ることができます。1階には韓国戦争当時の武器や装備などが、2階には北韓の人々の生活用品が展示されています。 
 入場料:大人 3,000ウォン、学生(teens and children) 1,500ウォン
※ 統一安保公園(Unification and Security Park)で出入申請書を作成し、8分間の安保教育を受けると入場できます。
営業時間:9:00~16:20 (3月1日~7月14日、8月21日~10月31日)/ 9:00~17:30 (7月15日~8月20日) / 9:00~15:50 (11月1日~翌年 2月28日)
連絡先:033-682-0088
☞ 統一展望台ホームページ www.tongiltour.co.kr (日本語あり)
 
②DMZ博物館 DMZ Museum歴史的な痛みを持つ場所に建てられたDMZ博物館は、その誕生は祝福されなかったものの、今、平和や生態の象徴として変わろうとする「非武装地帯(DMZ)」について学べる場となっています。博物館には4つのテーマに分けられた展示スペースや特別企画展示館、映像館、便宜施設などがあり、展示館ではDMZ誕生の背景や未来の生態保護の価値についてテーマ別に紹介しています。映像館では韓国戦争が疑似体験できるように作られた3次元の映像物やDMZの生態系を紹介する自然ドキュメンタリーなどが見られ、特別企画展示館ではDMZの生態や関連写真展などが観覧できます。 
 入場料:一般2,000ウォン / 青少年1,400ウォン / 子ども1,000ウォン
※統一安保公園(Unification and Security Park)で出入申請書を作成し、8分間の安保教育を受けてからDMZ博物館に移動します。
開館時間:9:00~17:00(毎週月曜日休館)
お問い合わせ:+82-33-681-0625
☞ホームページ:http://www.dmzmuseum.com/ (韓国語


 ③花津浦 Hwajinpo Lake 
 東海の海水が流れ込んでできた海辺の湖。湖の周辺には葦原が茂り、海と湖が作り出す水煙がとても神秘的です。冬になるとマガモや白鳥などの渡り鳥が飛来し壮観をなします。美しい景観から国権回復以前には外国人たちが、国権回復後には金日成主席や李承晩元大統領が別荘として利用しました。 
 連絡先: 033-680-3361~3 (高城郡庁・観光文化体育課)
☞ 高城観光ホームページ www.goseong.org/site/tour/page (日本語あり)


 ③-1おススメコース1: 花津浦一帯 
 • 海洋博物館 → 花津浦海岸 → 李起鵬別荘 → 金日成別荘 (3km、約1時間所要)
花津浦周辺が歩けるコース。湖周辺には広い葦原や涼しげな松林があり、海の方には美しい白い砂浜が広がり散策コースにもよい場所です。ドラマや映画のロケ地として有名で、周辺には花津浦歴史安保展示館や海洋博物館もあります。 
 
④陳富嶺 Jinburyeong Peak 
 韓国の名山・雪嶽山に含まれる峰。登っている間中美しい景色が観賞でき、頂上からは金剛山が見え、登山家たちのよく訪れる場所です。峠を越えると香炉峰地区の戦闘勝戦記念碑があり、韓国戦争当時戦闘地であったことがわかります。 
 
 連絡先:033-680-3361~3 (高城郡庁・観光文化体育課)
☞ 高城観光ホームページ www.goseong.org/site/tour/page (日本語あり)
 
⑤香炉峰 Hyangrobong Peak 
 金剛山の峰の一つで、2008年9月に民間人に解放されました。よって、半世紀前の自然がそのまま残っています。登山路からは雪嶽山と東海が一目で見渡せ、頂上に登ると北韓にある金剛山の峰が見えます。 
 連絡先:033-462-2982 (12師団・ウルジ部隊)
☞ 麟蹄観光ホームページ www.injetour.net (韓国語/英語)

 

 ⑥万海村 Manhae Village 
 独立運動家で詩人の万海韓龍雲の文学性と民族思想を称えるために造られました。博物館や修練施設、宿泊施設などがあります。また、伝統寺院体験や文化学校、文学アカデミーがあり、体験や休息のための空間として大変人気があります。  
万海文学博物館 入場料:大人 2,000ウォン、学生 1,000ウォン
宿泊:文人の家 50,000~70,000ウォン(2~3人基準)
連絡先:033-462-2303 (宿所や講堂など全施設において事前予約が必要)
☞ 万海村 ホームページ www.manhae.net (韓国語)
 
 ⑦平和生命の丘 Peace & Life Hill 
DMZ境界地域特有の生態環境を保存・復元するために造られた場所。ここは大きく自然生態公園と平和教育村の2つの区域に分かれています。自然生態公園はPLZ(DMZ)一帯の生態系を直に体験できるように、平和教育村は歴史・文化・生態系プログラムが学べるように造られています。(2009年8月オープン予定) 
 連絡先 : 033-460-2161 (麟蹄郡庁 未来企画団)

 

② 第2区間:楊口 60km戦争の痕跡と共存する生態系 
(戦争記念館 → 第4地下トンネル → 乙支展望台 → 兜率山 → 頭陀淵 → 方山磁器博物館)

 

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  第2区間に属する楊口は、熾烈だった韓国戦争の痕跡が最も多く残っている地域です。9つの激戦地と2つの展望台があり、戦争後北韓が韓国侵略用に掘った地下トンネルもあります。しかし、このような数多くの戦争の痕跡の中でも、生命の驚異は楊口を新しい自然の宝庫へと作り上げました。
楊口は四方を1000メートルを越える山に囲まれた盆地です。ここで行われた戦争は他のどこよりも熾烈であり、現在も地域の人口の2/3が軍人であるほど軍事的に重要な場所となっています。一般人の立入が厳格に制限されているこの地域は、半世紀の間に動植物たちの天国となりました。60キロメートル続くこのコースでは、戦争の傷を乗り越えた生命の驚異を体験することができます。
 (戦争記念館 → 第4地下トンネル → 乙支展望台 → 兜率山 → 頭陀淵 → 方山磁器博物館)

 
 戦争記念館 War Memorial 
 楊口は韓国戦争当時最も熾烈だった激戦地の一つです。戦争記念館は楊口地域で繰り広げられた戦闘を称えるために造られた場所です。9つの展示館には戦闘に使われた武器や遺品500点余りが展示されています。生存者の証言コーナーも設けられており、同時の状況を鮮明に伝えています。 
 入場料:大人 2,500ウォン、子供 1,300ウォン
※ 入場料は乙支展望台、第4地下トンネル、戦争記念館を含む料金です。
※ 当日16時までに楊口統一館で立入申請を行わなければ入場できません。
営業時間:9:00-18:00(3~10月)、 9:00-17:00(11~2月)、毎週月曜日は休館
連絡先:033-480-2674 (楊口統一館)
☞ 楊口観光ホームページ: www.ygtour.kr (日本語あり)
 
  第4地下トンネル The 4th Infiltration Tunnel
1990年に韓国で4番目に発見された地下トンネル。現在は休戦ラインの100メートル手前でトンネルを塞ぎ、ここまでが観覧できるようになっています。地下トンネルの入口にある安保教育館では、地下トンネルを作った当時、北韓軍が使ったとみられる錆びた水筒や鉄帽などが展示されています。 
 入場料:大人 2,500ウォン、子供 1,300ウォン
※ 入場料は乙支展望台、第4地下トンネル、戦争記念館を含む料金です。
※ 当日16時までに楊口統一館で立入申請を行わなければ入場できません。
連絡先:033-480-2674 (楊口統一館)、 033-480-2251 (楊口郡庁 文化観光課)
 
  乙支展望台 Eulji Observatory
 軍事分界線(Military Demarcation Line, MDL)から1キロメートルほど離れたところにある展望台。展望台に上ると北韓にある金剛山の5つの峰が一目で見渡せます。「ポンチボル(Punch Bowl)」と呼ばれる盆地とその上の雲霧が見下ろせる場所です。  
 入場料:大人 2,500ウォン、子供 1,300ウォン
※ 入場料は乙支展望台、第4地下トンネル、戦争記念館を含む料金です。
※ 当日16時までに楊口統一館で立入申請を行わなければ入場できません。
連絡先:033-480-2674 (楊口統一館)、033-480-2251 (楊口郡庁 文化観光課)
 
  兜率山 Mt. Dosolsan
険しい山勢と要塞のような地形から韓国戦争当時、戦略の要地の一つに数えられました。熾烈な戦闘で知られる「兜率山戦闘」が繰り広げられた場所でもあります。毎年6月、この戦闘で命を失った軍人たちの魂を称えるため盛大な文化祭が開かれています。 
 連絡先:033-480-2251 (楊口郡庁 文化観光課)
☞ 楊口観光ホームページ: www.ygtour.kr (日本語あり)おススメコース1:加七峰OP(Observation Post)一帯 
• 白頭山部隊哨所 → 加七峰OP (13km, 約3時間30分所要)
民間人統制区域を過ぎ、軍事分界線のすぐそばまで歩いていくコース。PLZ(DMZ)横断コース全体をひっくるめて最も北韓から近い場所を歩くことができます。一般人の立入が制限されており、特別な目的を持つ団体に限り立ち入ることができます。
※楊口郡庁・文化観光課を通した事前協議が必要。 
 
頭陀淵 Dutayeon Pond
「頭陀淵」という名は千年前、蓮池の上に「頭陀寺」という寺があったことに由来しています。金剛山から流れてきた水が10メートルの高さから落ちて滝をなし、その後ろに広がる大きな岩と自然の洞窟が壮観をなします。2003年から民間人も立入できるようになりましたが、手付かずの自然がそのまま保存されている場所です。天然記念物の山羊やムササビなどの珍しい動物の生息地として知られ、生態系の宝庫といえます。  
 入場料:大人 2,000ウォン、子供 1,000ウォン
※ 訪問3日前までに楊口郡庁・文化観光課に申請します。4名から申請でき、立入申請書は楊口郡庁のホームページからダウンロードします。
営業時間:毎日 1回、9:00までに楊口邑上里の名品館に集合、9:30 出発 (毎週月曜日休務)
連絡先:033-480-2251 (楊口郡庁 文化観光課)
☞ 楊口郡庁 ホームページ: www.ygtour.kr (日本語あり)
 
おススメコース2:頭陀淵トレッキングコース 
• 頭陀淵 → 東面取水場 (Dongmyeon Intake Station) (7km、約2時間所要)
手付かずの自然と美しい景色の広がるコース。土壌がやわらかく歩くのにも適しています。特に、秋になると道の両脇に紅葉が色づき幻想的なコースとなります。
※ 頭陀淵の立入と同様。
方山磁器博物館 Bangsan Porcelian Museum
楊口・方山地域の白土は、朝鮮時代に王室用の白磁の生産に使われるほど優れた質を誇っています。方山磁器博物館は、このような方山白磁の素晴らしさと白磁の歴史が見られる展示館です。直に白土を採取し白磁を作る体験もできます。  
入場料:大人 1,000ウォン、学生 700ウォン、子供 500ウォン
営業時間:3-10月 9:00-18:00、11-2月 9:00-17:00 (毎週月曜日 & 1月1日 休館、ソルラル(陰暦1月1日) & 秋夕(陰暦8月15日)午前は休館)
連絡先:033-480-2664
☞ 方山磁器博物館 ホームページ www.bangsanm.or.kr (韓国語)

 

③ 第3区間:華川 90km 山河を越えカワウソの住む土地 
平和のダム → タンゴ里 → 山陽里 → チルソン展望台

 

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華川には湖とダムがたくさんあります。その名の通り華川は水が豊富で自然の美しい場所です。1級河川を誇る華川の川には天然記念物のカワウソが棲み、ヤマメが泳いでします。環境に最も敏感な動植物たちの選んだ場所だけに、華川のコースは歩くだけでも特別な感じがします。平和のダムからスタートする3つ目のコースは、最高のMTB(マウンテンバイク)コースでもあります。そしてもう一つは世界平和を願う鐘。全世界の紛争地域から集めてきたやっきょうを溶かして作ったこの鐘の重さは37.5トンにもなります。戦争の痛みの分だけ重く大きいこの鐘の前では、誰もが真剣に世界の平和を祈願します

平和のダム Peace Dam
北韓が金剛山ダムを建設した際、下流ダムの被害を防ぐために作られたダムです。ダム建設のために全国民が募金運動に参加するなど国民の力で作られたダムであるため、「韓国戦争の最後のシンボル」と呼ばれています。ダムのそばには世界平和を願うために造られた鐘公園(Bell Park)や歴史的なダム建設の過程が見られる展示館があります。
 
連絡先:033-480-1523 (韓国水力原子力公社 平和のダム 管理事務所)
☞ 華川観光ホームページ http://tour.ihc.go.kr (日本語あり)2014-10-10 18-55-35.jpg 
               おススメコース1:アンドン鉄橋一帯 
• 平和のダム → アンドン鉄橋 (4km, 約1時間所要)
このコースは人々の往来がほとんど無く、大変静かで世の中と断絶されたような場所です。コースの左側にはきれいな北漢江が流れ、右側にはキバノロや山鳥の棲息する森があります。一般人にはあまり知られていませんが、マウンテンバイクを楽しむ人々には有名なコースです。
※ 訪問10日前までに華川郡庁 観光政策課(T. 033-440-2546)で立入の申請を行うこと。 
おススメコース 2 :破虜湖コース 
・平和のダム → ピスグニ(村) → 破虜湖の水辺 → テサン里 → 15番国道 → 460番地方道路 → 豊山小学校 (32km, 約8時間所要)
華川ダムの建設により湖の村となったピスグミに入るコース。比較的平坦なコースなので子供と一緒に歩くのにもよいでしょう。華川ダムが満水になるとピスグミへの進入路が水に浸かってしまいますが、モーターボートを利用するには、事前に華川郡庁への連絡が必要です。破虜湖の秘境をしっかりと観賞するには、入るときには歩いて、出るときにはモーターボートを利用するのがよいでしょう。モーターボートで下ると再び散策路が始まります。散策路は華川ダムの建設によって生まれた美しい湖「破虜湖」に繋がっています。1級河川の湖ではオシドリやカワウソなどの天然記念物が見られることもあります。コースはきちんと整えられているため、自転車でハイキングするにもよいでしょう。
※ 旅行に関するお問い合わせ:華川郡庁 観光政策課(T. 033-440-2546) 
 
①タンゴ里 Danggeo-ri Area
民間人の立入が制限されていましたが、2009年に規制が緩和し、一般に開放されるようになりました。手付かずの自然が保たれ、天然記念物のコウライケツギョが棲息しています。軍は一帯の哨所を移転し、安全装置を設置し、一般人も民間人統制区域内で生態系を体験できるようになりました。 
連絡先:033-440-2543 (華川郡庁 文化観光課)
☞ 華川観光ホームページ http://tour.ihc.go.kr(日本語あり)
 
 ②山陽里 Sanyang-ri Village
分断後、軍役を終えた兵士たちが故郷に帰らずに住み着いた村。野性動植物の棲みかで、手付かずの自然を体験できる場所です。 
連絡先:033-440-2614 (上西面事務所)
 
③チルソン展望台 Chilseong Observatory
中東部前線最前方の展望台で、北韓からわずか1.5キロメートルの百岩山の麓にあります。よって、管轄の軍部隊の許可がないと立入ができません。軍の道路や師団など北韓の軍事施設などが一目で見渡せます。 
営業時間:火, 木, 土曜日 13:00 以降のみ訪問可
※ 少なくとも7日前までに華川郡庁 文化観光課に立入の申請を行うこと。
連絡先:033-440-2543 (華川郡庁 文化観光課) 
 おススメコース1:加七峰OP(Observation Post)一帯  
白頭山部隊哨所 → 加七峰OP (13km, 約3時間30分所要)
民間人統制区域を過ぎ、軍事分界線のすぐそばまで歩いていくコース。PLZ(DMZ)横断コース全体をひっくるめて最も北韓から近い場所を歩くことができます。一般人の立入が制限されており、特別な目的を持つ団体に限り立ち入ることができます。
※楊口郡庁・文化観光課を通した事前協議が必要。 


④頭陀淵 Dutayeon Pond
「頭陀淵」という名は千年前、蓮池の上に「頭陀寺」という寺があったことに由来しています。金剛山から流れてきた水が10メートルの高さから落ちて滝をなし、その後ろに広がる大きな岩と自然の洞窟が壮観をなします。2003年から民間人も立入できるようになりましたが、手付かずの自然がそのまま保存されている場所です。天然記念物の山羊やムササビなどの珍しい動物の生息地として知られ、生態系の宝庫といえます。  
入場料:大人 2,000ウォン、子供 1,000ウォン
※ 訪問3日前までに楊口郡庁・文化観光課に申請します。4名から申請でき、立入申請書は楊口郡庁の

ホームページからダウンロードします。
営業時間:毎日 1回、9:00までに楊口邑上里の名品館に集合、9:30 出発 (毎週月曜日休務)
連絡先:033-480-2251 (楊口郡庁 文化観光課)
☞ 楊口郡庁 ホームページ: www.ygtour.kr (日本語あり)
 
 おススメコース2:頭陀淵トレッキングコース 
• 頭陀淵 → 東面取水場 (Dongmyeon Intake Station) (7km、約2時間所要)
手付かずの自然と美しい景色の広がるコース。土壌がやわらかく歩くのにも適しています。特に、秋になると道の両脇に紅葉が色づき幻想的なコースとなります。
※ 頭陀淵の立入と同様。


⑤方山磁器博物館 Bangsan Porcelian Museum
楊口・方山地域の白土は、朝鮮時代に王室用の白磁の生産に使われるほど優れた質を誇っています。方山磁器博物館は、このような方山白磁の素晴らしさと白磁の歴史が見られる展示館です。直に白土を採取し白磁を作る体験もできます。  
 入場料:大人 1,000ウォン、学生 700ウォン、子供 500ウォン
営業時間:3-10月 9:00-18:00、11-2月 9:00-17:00 (毎週月曜日 & 1月1日 休館、ソルラル(陰暦1月1日) & 秋夕(陰暦8月15日)午前は休館)
連絡先:033-480-2664
   

④ 第4区間:鉄原 80km 渡り鳥の飛来する豊かな

(平野勝利展望台 → 孤石亭 → 第2地下トンネル → 鉄原・平和展望台 → 月井里駅 → 労働党舎 → 白馬高地)

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鉄原は渡り鳥の楽園として有名です。昔から主要な穀倉地帯だった豊かな鉄原平野は、渡り鳥の棲みかとなり、渡り鳥たちが南北を自由に行き来しています。このような渡り鳥が飛来する空の下に4つ目のコースがあります。
第4区間には韓国戦争中最も熾烈だった戦闘に数えられる白馬高地と、1975年に発見された第2地下トンネルがあります。このコースには戦争に関連する場所だけでなく、それ以前、またはそれ以降の歴史的な痕跡も残っています。千年前、王たちの休息場所であった孤石亭や、戦前最もにぎやかな都市として栄えた痕跡などが残っています。こられの痕跡が手付かずのまま残っている第4区間のコースは、過去と現在、そして戦争と平和について真剣に考えさせてくれるコースといえます。
 
勝利展望台 → 孤石亭 → 第2地下トンネル → 鉄原・平和展望台 → 月井里駅 → 労働党舎 → 白馬高地

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①勝利展望台 Triumph Observatory
北韓軍の移動の様子はもちろん、境界地域にある村まで見られる展望台です。また、今は雑草に覆われている金剛山鉄道が見え、北韓との距離を体感するのに最適な場所といえます。1日6回、決められた時間に入場でき、観光案内員からDMZについての詳しい説明が聞けます。 
入場時間:9:30, 10:30, 11:30, 13:30, 14:30, 15:30 (11-2月) / 9:30, 10:30, 11:30, 13:30, 14:30, 15:30, 16:30 (3-10月). (毎週火曜日、5月 5日(こどもの日)、 1月1日、秋夕(陰暦8月15日)は休務)
※ 訪問当日立入申請書を作成後立入が可能。
連絡先:033-450-5900 (勝利展望台 チケット売り

☞ 鉄原観光ホームページ http://tour.cwg.go.kr (日本語あり)


② 孤石亭 Goseokjeong Pavilion
千年前から青い川と岸壁の作る秀麗な景色が多くの王たちから愛されてきた場所です。冬になると数千匹以上の渡り鳥が飛来します。韓国では済州島を除いて玄武岩の見られる唯一の場所でもあります。 
 連絡先:033-450-5558 (漢灘江 観光事業所)
☞ 鉄原観光ホームページ http://tour.cwg.go.kr (日本語あり)


③第2地下トンネル The 2nd Infiltration Tunnel
1975年に2番目に発見された北韓軍の韓国侵略用の地下トンネル。北韓から3.5キロメートルほど離れています。高さ・幅がそれぞれ2メートルで、1時間に3万人の兵力と野砲、タンクなどの移動が可能とされています。  
入場料:大人 2,000ウォン、学生 1,500ウォン、子供 1,000ウォン
※ 当日、訪問前に漢灘江観光事業所で申請後立入可。外国人はパスポートが必要。料金は第2地下トンネル、平和展望台、月井里駅の訪問も含まれます。
※ 案内公務員の引率のもと出発、軍部の協力によって異なります。
入場時間:9:30, 10:30, 13:00, 14:00 (11-2月) / 9:30, 10:30, 13:00, 14:30 (3-10月). (毎週火曜日、5月5日(こどもの日)、1月1日、秋夕(陰暦8月15日)は休務)
連絡先:033-450-5558 (漢灘江 観光事業所


④平和展望台 Peace Observatory

鉄原平野やDMZ周辺、その向こうの北韓地域まで見ることができます。展望台の下の階には第2地下トンネルや兵舎、検問所が再現され、DMZの写真も常設展示されています。50人乗りのモノレールで移動するため、誰でも簡単に利用できます。  
入場料:大人 2,000ウォン、学生 1,500ウォン、子供 1,000ウォン
※ 当日、訪問前に漢灘江観光事業所で申請後立入可。外国人はパスポートが必要。料金は第2地下トンネル、平和展望台、月井里駅の訪問も含まれます。
※ 案内公務員の引率のもと出発、軍部の協力によって異なります。
入場時間:9:30, 10:30, 13:00, 14:00 (11-2月) / 9:30, 10:30, 13:00, 14:30 (3-10月). (毎週火曜日、5月5日(子供の日)、 1月1日、秋夕(陰暦8月15日)は休務)
連絡先:033-450-5558 (漢灘江 観光事業所)


⑤月井里駅 Woljeong-ri Station
休戦後、南側の限界線から最も近い汽車駅となりました。分断の現実を見せてくれる「철마는 달리고 싶다(鉄馬は走りたい)」という標語で有名な場所でもあります。汽車の後ろの部分だけが残っているのは、韓国戦争当時に北韓軍が撤収する際前の部分を持って行ったためです。 
入場料:大人 2,000ウォン、学生 1,500ウォン、子供 1,000ウォン
※ 当日、訪問前に漢灘江観光事業所で申請後立入可。外国人はパスポートが必要。料金は第2地下トンネル、平和展望台、月井里駅の訪問も含まれます。
※ 案内公務員の引率のもと出発、軍部の協力によって異なります。
入場時間:9:30, 10:30, 13:00, 14:00 (11-2月) / 9:30, 10:30, 13:00, 14:30 (3-10月). (毎週火曜日、5月5日(こどもの日)、1月1日、秋夕(陰暦8月15日)は休務)
連絡先:033-450-5558 (漢灘江 観光事業所)
 
おススメコース:鉄原平野 一帯 
• 中江里 → 月井里駅 (4km, 約1時間所要)
鉄原平野を歩くコース。民間人統制区域内にあり、静かで牧歌的な農村の風景を見ながら歩けます。穀倉地帯だけに穀物を食べに多くの鳥たちが集まって来ます。特に、冬になるとタンチョウやガンなど数万匹の渡り鳥が群れをなして飛んで行く姿は壮観です。
※ 当日、漢灘江観光事業所で申請後立入可。 
⑥労働党舎 Labor Party Office
韓国戦争前には北韓の労働党舎として利用された建物。現在は軍隊文化遺産に登録され保護されています。黒く焦げた跡や砲弾の跡、タンクが通って壊した外壁など、戦争の悲惨さを切実に見せてくれる場所です。  
連絡先:033-450-5558 (漢灘江 観光事業所)
☞ 鉄原観光ホームページ http://tour.cwg.go.kr (日本語あり)
 
 ⑦白馬高地 Baekmagoji Battlefield
休戦を前に南と北が熾烈に戦った場所です。ものすごい砲撃によって本来の姿を失った山は、横になっている馬のようにも見えます。戦闘で犠牲になった霊魂を称えるために建てられた戦跡記念碑があり、その周辺に展望台や記念館が建てられ、戦争の悲劇を顧みることができます。
 

 

 ⑤ 第5区間:漣川 100km 鉄さくに沿って歩く平和地帯

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漣川からスタートする第5区間は鉄さくに沿ってまっすぐ歩くコースで、スタート地点の新炭里駅は線路と道路が行き止まりとなる場所でもあります。それ以上北に行くことのできない汽車の終着駅は、分断の現実をどこよりも鮮明に伝えています。何よりもこのコースでは、DMZをすぐ目の前で見ることができます。100キロメートルの横断コースの中で、最初の1キロメートルは鉄さくをさわったり、北韓軍の境界哨所を見たりしながら歩けまあす。短い距離ですが、北韓が非常に近いという事実に気づかされるコースです。

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   (新炭里駅 → 鍵展望台 → 台風展望台 → サンスンOP(Observation Post) 

①新炭里駅 Sintan-ri Station
北緯38度線の北側に位置しており、光復(国権回復)直後には北韓に属していました。しかし韓国戦争後には韓国に属するようになり、韓国の最北端駅となりました。休戦ラインから4キロメートル離れた所にあり、現在はソウルから出発する京元線の列車の終着駅として利用されています。  
 連絡先:031-834-8887 (新炭里駅)
☞ 漣川観光ホームページ: www.iyc21.net (日本語あり)
 
② 鍵展望台 Yeolsoe Observatory
失鄕民(北韓に故郷があり、戦争で故郷に帰れなくなった人々)のハン(恨)をなだめるために建てられた展望台。展望台内部の展示室には北韓の人々の生活用品や軍事装備などが展示されており、北韓の生活ぶりを垣間見ることができます。鉄さくのすぐ前の垣には鍵展望台を訪れた人々が書いた統一念願のメッセージが色とりどりのリボンに込められ結ばれています。
開場時間:09:00-16:00
連絡先:031-839-2061, 2823 (漣川郡庁 文化観光課), 031-834-2872 (管轄部隊)
 おススメコース:鉄さく見学コース 
• 鍵展望台近隣の鉄さく (1km, 約20分所要)
1キロメートル余りを鉄さくに沿って歩きながら、分断の現実を実際に体験できるコースです。直に鉄さくを触ったり、鉄さくの向こうの緊張した雰囲気を感じとることができます。
※ 少なくとも3日前までにDMZ観光株式会社(02-706-4851~2)に申請すること。団体観光のみ可。 
③台風展望台 Taepung Observatory
休戦ラインから800メートル、北韓哨所から1.6キロメートル、平壌から40キロメートルの所にあり、ソウルよりも北韓の首都・平壌から近い所にあります。よって、北韓の農場や開城一帯まで一目で見渡せます。展示館には臨津江から流れ着いた北韓の生活必需品やスパイの侵入装備などが展示されています。  
開場時間:9:00-16:00
連絡先:031-839-2061、2823 (漣川郡庁 文化観光課)、031-834-7287 (管轄部隊)
☞ 漣川関連ホームページ : www.iyc21.net(日本語あり)
サンスンOP Sangseung Observation Post (OP)
北韓軍の活動を観測するための最前方観測所で、24時間徹底して警戒勤務が行われている場所です。望遠鏡からは哨所にいる北韓の軍人たちの姿が見られ、北韓の韓国に対する放送も聞くことができます。管轄部隊の許可が無ければ立入できず、案内に従い行動し、個人行動は控えなければなりません。 
開場時間:9:00-16:00
連絡先:031-839-2061, 2823 (漣川郡庁 文化観光課), 031-867-3460 (管轄部隊 第25 師団)
※ 訪問7日前までに立入申請書を作成し百鶴面事務所 (Tel. 031-839-2601, Fax. 031-839-2681)に送ること。
 

 ⑥ 第6区間:坡州 70km 臨津江のきれいな水流によって南北がつながるコース

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 ( ドゥジナル(渡し場) → 臨津閣 → 都羅山駅 → 第3地下トンネル → 都羅展望台 → 烏頭山統一展望台)

民間統制ライン(Civilian Controlled Line)に沿って流れる臨津江は、北韓から流れでて韓国の漢江と出会います。臨津江は韓国の7つの市郡を通り過ぎ西海に注がれます。PLZ(DMZ)横断の6つめのコースはこの水路からスタートします。コースのスタートも歩くのではなく船に乗って移動します。この区間では昔船が出入りしていた痕跡や川の作り出す風景、川の向こうの北韓の様子などが見られます。半世紀の間南北を悠々と流れながら海に向かう臨津江に沿って、平和を祈願してみましょう。

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①ドゥジナル Dujinaru Ferry
韓国戦争が起こるまでは、この渡し場から京畿道の内陸地方に発つ船を利用して乗客や生活必需品を運んでいました。戦後、80年代後半までは非常時の渡し場として利用されてきました。現在は観光名所となり朝鮮時代にソウル・麻浦ナル(渡し場)まで走っていた「黄布帆船(黄土色の帆を揚げた船)」を再現し運行しています。 
利用料:大人 8,000ウォン、子供 6,000ウォン
連絡先:031-958-2557~8 (ドゥジナル チケット売り場)
☞ 坡州観光ホームページ: http://tour.paju.go.kr (日本語あり)
 
② おススメコース:黄布帆船コース 
• ドゥジナル(渡し場) → カメ岩 → 臨津江赤壁(絶壁) → コラン浦の瀬 (折り返し地点、sailing back) (6km, 約45分所要)
朝鮮時代の運送手段だった黄布帆船が運航されるコース。分断後初めて民間人に解放された水路です。黄土色の帆を掲げた木の船に乗ると、約45分間臨津江の美しい景色が満喫できます。黄布帆船は「コラン浦の瀬」 で再び折り返しますが、ここから3キロ程行くと北韓です。

運営時間: 10:00-18:00 (夏 1日 7回、冬 1日 6回 運行)
利用料金: 大人 8,000ウォン、子供 6,000ウォン
連絡先:< 031-958-2557 (ドゥジナル チケット売り場)
 
③臨津閣 Imjingak Park
1972年に失郷民(北韓に故郷があり、戦争で故郷に帰れなくなった人々)のために建てられた統一安保観光地。参戦記念碑や統一の池、自由の池などがあり複雑な許可なしに立入できるため、京畿道内で外国人たちが最も多く訪れる観光地でもあります。 
連絡先:031-953-4744 (臨津閣 観光案内所)
☞ 坡州観光ホームページ: http://tour.paju.go.kr (日本語あり)
 
④ 都羅山駅 Dorasan Station
2000年の南北頂上会談後、京義線の復元工事が行われ、民間統制ライン(Civilian Controlled Line)内にある都羅山駅もこのとき開通されました。2002年にアメリカのブッシュ元大統領が訪問した際、DMZの意味について演説を行い、鉄道の枕木に署名するイベントを行った場所で、統一の願いを象徴する代表的な場所となりました。 
連絡先:031-953-3334 (都羅山駅)
※ 京義線鉄道を利用する際には臨津閣で降り、立入手続きを済ませなければなりません。(乗用車の侵入を統制)
 
⑤第3地下トンネル The 3rd Infiltration Tunnel
1978年に発見された3番目の地下トンネルで、ソウルからの距離は44キロメートル。1時間に3万人の兵力や重火器(heavy weapons)を運ぶことができます。モノレールを利用するか最近開放された徒歩観覧路を利用し、非武装地帯まで続く地下トンネルの内部を観覧することができます。 
モノレール 利用時間:9:20, 10:00, 12:00, 14:00 (月-金)/ 9:20, 10:00, 11:00, 13:30, 14:30 (週末)
連絡先:031-940-8345 (観光案内所), 031-954-0303, 0640 (チケット売り場)
※ 臨津閣観光地からDMZ連携観光を通じてシャトルバスで移動します。(乗用車の立入を統制)
☞ 坡州観光ホームページ: http://tour.paju.go.kr (日本語あり)
 
 都羅展望台 Dora Observatory
開城公団や松鶴山が一目で見渡せる展望台。望遠鏡からは開城市の外れや北韓の共同農場も見ることができます。戦争当時韓国がこの場所を死守したため、この地点より上に休戦ラインが引かれたという歴史的な場所でもあります。 
運営時間:10:00-17:00 (毎週月曜日は休館)
連絡先:031-954-0303 (チケット売り場)
※ 臨津閣観光地からDMZ連携観光を通じてシャトルバスで移動します。(乗用車の立入を統制)
 
⑥烏頭山統一展望台 Odusan Observatory
展望だけでなく体験プログラムにも参加できる展望台。望遠鏡から北韓の住民たちの生活を見たり、下の階で様々な体験プログラムに参加することもできます。特に、北韓の服を着る体験は大変人気のあるプログラムです。 
運営時間:1-2月 09:00-16:30, 3月 09:00-17:00, 4-9月 09:00-17:30, 10月 09:00-17:00, 11-12月 09:00-16:30 (年中無休)
入場料:大人 2,500ウォン、学生 1600ウォン、子供 1,000ウォン
連絡先:031-945-3171 (烏頭山展望台)
☞ 烏頭山展望台ホームページ www.jmd.co.kr (韓国語・英語)
 
 
 ⑦ 第7区間:金浦 ~ 江華 45km 漢江河口が作る調和と生命の拠り所

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     (愛妓峰展望台 → 江華大橋 → 燕尾亭 → 江華・平和展望台) 
第7区間の中心は漢江です。漢江が西海と合流する地点は、ゲリラの侵入を防ぐための鉄さくや西海北方限界線のある緊張感漂う場所です。しかし、砂浜や干潟、葦、湿地のある豊かな生態系を保っている場所でもあります。また、朝鮮時代、漢陽(現在のソウル)に入る要所であったため、数多くの文化遺産があります。
漢江の河口に沿ってあるこのコースには、西海の夕焼けを見に、また、河口に飛んでくる渡り鳥を観察しに多くの旅行客が集まります。PLZ(DMZ)横断の最後のコース、西海に向かうこのコースは、平和を願う新最後のコース、西海に向かうこのコースは、平和を願う新しい道のスタートです。

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①愛妓峰展望台 Aegibong Peak Observatory
朴正熙元大統領が「愛妓峰」という筆跡を残した場所です。北韓の開城市一帯が見渡せる位置にあり、北韓の農村や宣伝用の偽装村、障壁などが一目で見渡せます。展望台内には失郷民(北韓に故郷があり、戦争で故郷に帰れなくなった人々)が祭祀を行えるよう望拜壇(対象が遠くにあるとき、縁故のある方を見ながらお辞儀をする祭壇)が造られています。
 
運営時間:8:00-18:00 (3-9月)、8:30-17:00 (10-2月)、年中無休
※ 立入申告所で代表者1名が立入申請書を作成し、軍部隊の確認手続きを経て立入できます。外国人はパスポートを持参すること。
連絡先:031-988-6128 (愛妓峰 管理事務所)
※ 事前に予約すると専門ガイドによる案内や説明を受けることができます。
☞ 愛妓峰展望台ホームページ www.aegibong.co.kr (韓国語・英語)
 
 ②江華大橋 Ganghwa Daegyo Bridge
陸地と江華島をつなぐ橋。この橋が出来る前までは船で島を往来していましたが、橋が完成してからは江華島を陸地のように行き来できるようになりました。橋の上からは美しい夕日が眺められます。  
 連絡先:031-980-2741 (金浦支庁 文化芸術課)
☞ 金浦支庁 ホームページ www.gimpo.go.kr(日本語あり)
 
③ おススメコース1:海岸鉄さく散策路 
• 江華大橋 → 燕尾亭 (4km, 約1時間所要)
江華大橋の北端から燕尾亭まで、海岸の鉄さくに沿って歩くコースです。鉄さくの向こうには北韓が見えます。ひっそりとした雰囲気で散歩に適したコースといえます。

 
④燕尾亭 Yeonmijeong Pavilion
漢江と臨津江が合流した後二つに分かれ西海と江華海峡に注ぐ様子が見渡せる場所です。燕尾亭から見下ろすと燕の尾のように見えることからその名が付きました。周辺の景色も一品ですが、ここから見える月が大変美しく、観光客たちを魅了します。 
連絡先:032-930-3624~5 (江華郡庁 文化観光課)
☞ 江華郡庁 ホームページ www.ganghwa.incheon.kr(日本語あり)
 
 ⑤平和展望台 Peace Observatory
北韓住民の生活の様子や開城公団の塔、松嶽山などが見られる展望台。1・2階には韓国戦争当時の被害状況やそれ以降の統一政策などが一目でわかるように展示されています。売店では北韓の特産物を販売しており、記念品として購入することができます。 
運営時間:9:00-18:00 (3~10月)、9:00-17:00 (11~2月)
入場料:大人 2,500ウォン、学生 1,700ウォン、子供 1,000ウォン
連絡先:032-930-7062~3 (平和展望台)
☞ 江華観光ホームページ http://english.ganghwa.incheon.kr(日本語あり)
 おススメコース2:江華島 自転車道路 
• 江華歴史館 → 龍津鎭 → ─頭墩台 → 広城堡 → 徳津鎭 → 草芝鎭 (13km, 約4時間所要)
歩くのにも自転車ではしるのにもよいコース。自転車は江華歴史館周辺でレンタルできます。海岸道路には自転車利用者のための専用道路まであります。海岸道路を抜けて広城堡から 
 
 

 
 

 

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